えっ? サッカーだって?

そんなに古くないお話ですが、私はNHK記者としてドイツに入りました。球場のそばを通ったとき、それはそれはスゴーイ波のようにうねる歓声を聞きました。「あれは?なんだ?」と、ある取材班の声。街角、そして、道路と道路、人影一人としていない。「えっ? サッカーだって?」 実は、私たち取材班はW杯の真っ只中にいることに気づいたのです。その時こそ、私たちが始めてサッカーの面白さを知った瞬間でした。後になってわかったことですが、それは、また、日本人がサッカーの面白さを知った瞬間でもありました。そしてそして昨日の興奮、TVは波のようにうねる歓声。街角には人影がない。車も通らない。電車の中は閑古鳥が鳴いていたとか…。キャンパスも青いユニホームを着、顔じゅう輝いていた女子学生がいた。それにしても、昨日のLIVEほど、サッカーはわかりやすいスポーツだと、すべての日本人が感じたのではないかと思い、サッカーが日本人の心に根を張ったと確信しました。
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五十野惇フォーラム
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